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映画『ホウセンカ』作品情報

「ろくでもない一生だったな」
無期懲役囚の老人・阿久津が独房で孤独な死を迎えようとしていたとき、声を掛けたのは、人の言葉を操るホウセンカだった。
“会話”の中で、阿久津は自身の過去を振り返り始める。
「お前たちが来た日のこと、よく覚えてるぜ」
1987年、夏。
海沿いの街。しがないヤクザの阿久津は、兄貴分として慕う堤の世話で、6歳年下の那奈と、ホウセンカが庭に咲く素朴なアパートで暮らし始めた。
生まれたばかりの那奈の息子・健介も一緒だ。
縁側からは、大きな打ち上げ花火が見える。
3人は、慎ましくも幸せな日々を送っていた。
「退路を絶ったもんだけに大逆転のチャンスが残されてんだよ」
やがて土地転がしのシノギに成功し羽振りがよくなった阿久津は、享楽的に過ごし家を顧みなくなる。
そんなある日、事態は一変する。
阿久津は大金を工面しなければならなくなり、堤と共に組の金庫にある3億円の強奪を企てるのだった──。
ある1人の男の、人生と愛の物語。
公開日 | 2025年10月10日(金) |
シーズン | 2025アニメ映画 |
キャスト | 阿久津実(現在):小林薫 阿久津実(過去):戸塚純貴 永田那奈(現在):宮崎美子 永田那奈(過去):満島ひかり ホウセンカ:ピエール瀧 堤:安元洋貴 若松:斉藤壮馬 林田:村田秀亮(とろサーモン) 小西:中山功太 |
スタッフ | 監督・キャラクターデザイン:木下麦 原作・脚本:此元和津也 企画・制作:CLAP 音楽:cero(高城晶平、荒内佑、橋本翼) 演出:木下麦、原田奈奈 コンセプトアート:ミチノク峠 レイアウト作画監督:寺英二 作画監督:細越裕治、三好和也、島村秀一 色彩設計:のぼりはるこ 美術監督:佐藤歩 撮影監督:星名工、本䑓貴宏 編集:後田良樹 音響演出:笠松広司 録音演出:清水洋史 制作プロデューサー:伊藤絹恵、松尾亮一郎 宣伝:ミラクルヴォイス 配給:ポニーキャニオン 製作:ホウセンカ製作委員会 |
主題歌 | OP:cero「Moving Still Life」 |
公式サイト | 映画『ホウセンカ』公式サイト |
公式X | 映画『ホウセンカ』公式X |